よしなしごと

稀代のヘンタイ定家のよしなしごとをつれづれに

はじめに

これから

美を追求した歌人の泥くさい和歌 夏になって照りつける日射しに クラクラするころになると思いだす歌がある。 行きなやむ 牛の歩みに たつ塵の 風さへあつき 夏の小車 夏の暑い昼下がり。混雑している大通り、ちっぽけな貧乏貴族の自分の乗る牛車は渋滞にま…